天皇賞(春)

京都競馬場の印象と言えば、長距離G1レースが開催されるというものがあります。
春の天皇賞もその一つであり、3200mというG1レースの中でも最長の距離で行われるレースです。
しかし最近ではステイヤーの馬というのが減っており、中距離適正馬同士の我慢比べレースとなってしまっているような状況です。
2011年の開催は典型的な例で、我慢の限界を超えてしまった馬が入れ替わり先頭に出て、展開が目まぐるしく変わるレースでした。
結果的は最後まで我慢できたヒルノダムールの勝利となったのです。
この傾向は2007~2011年の直近5年の勝ち馬が明確に物語っています。
以前はこのレースのステップレースとして阪神大賞典というのが不動のレースでした。
しかし直近5年に勝利した馬の前走内訳は以下の通りで、大阪杯2頭、日経賞1頭、阪神大賞典1頭、京都記念1頭です。
阪神大賞典は3000mで開催されますが、2000mで開催される大阪杯の方が優位なステップレースになっています。
この5頭の前走着順は全て2着以内となっていますので、連対できるだけの実力が求められると言えるでしょう。
また前走で2着の馬でも勝ち馬との着差が0.2秒以内という条件もあります。
5頭いる2着馬の3頭は3着以内、3着以内とすると4頭が条件になります。
3200mという長距離を乗り切るために必要なのは馬自信が好調を維持していることといえそうです。
人気でみると、この5年で1番人気馬は1度も勝利していません。
2番人気2頭、3番人気1頭、7番人気1頭、12番人気1頭というように波乱傾向が見られますが、これはやはりステイヤーの馬が減った事に起因すると思われます。
ステイヤータイプが減っている事も予想をする上では重要な要素になっているでしょう。

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